大学院工学研究科 市民工学専攻
准教授
芥川 真一
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地すべり,土砂崩れ,古い建造物の崩壊などの災害から市民を守るためにはそれらの動態観測が不可欠である.それを低コストで実現し,周辺環境で起こりつつある変化をすばやく住民に知らせるために,任意の2点(あるいはそれ以上)間の相対変位を計測し,それをフルカラー発光ダイオードの光の色によって告知するための装置を開発した.

IT技術を適用したデータ転送システム,担当者による安全性判断と警告発信システムなどはこれまでに成果を上げてきている.しかし,コストなどの障壁があるため,危険箇所のわずか2割程度しか対策が採られていない.これに対し,ここで開発した装置は低コストで,しかも住民に直接現状を見せることができるので,変状を察知しその情報を開示するための時間がほぼ「ゼロ」のリアルタイムシステムを構築できる.

・生活環境内で起こる変化,危険などを察知し,発光ダイオードの光の色でその変化を原位置に表示する.
・低コストで変化をその場所に光の色で表示するため,周辺住民は早期警戒,避難などが可能となる.
・安全監視に使用可能なほか,物体の変形を光の色に変えることができるので多種の目的に使用できる.

・土砂崩れなどの自然災害から人命を守るため,危険箇所に本装置を取り付け,状態を表示する.
・危険度を監視する必要があるあらゆる人工構造物(建造物,大型機械,大型遊具など)の安全監視.
・インテリアの一部,又は教育現場において力と変形の関係を学習する際の教育器具としても使用可能.
当日配布資料(2.9MB)
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