名古屋工業大学 新技術説明会
 
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ライフサイエンス
微生物を用いる金属イオンセンサーとタンパク質発現
13:45〜14:15
大学院工学研究科 物質工学専攻
教授   田中 俊樹

技術概要
金属イオンに応答するペプチドを、改変した緑蛍光タンパク質に結合した。金属イオンが存在すると緑蛍光タンパク質が蛍光を発し、金属イオンのセンサーとなる。金属イオンで大腸菌によるタンパク質の大量発現系が開発できる。
従来技術・競合技術との比較
微生物の発光性を検知することで試料溶液中の金属イオンの存在を検出することができる。また金属イオンによる微生物内でのタンパク質を大量に合成することが可能になる。
技術の特徴
・微生物を用いる金属イオンのセンサー
・金属イオン誘導によるタンパク質の発現
想定される用途
・有害金属検出センサー
・タンパク質製造装置

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2
ライフサイエンス
医薬品合成に有用な光学活性フルオロ化合物の高収率不斉合成
14:15〜14:45
大学院工学研究科 物質工学専攻
准教授   柴田 哲男
http://www.ach.nitech.ac.jp/~organic/toru/toru.html
技術概要
モノフルオロメチル化剤,FBSMを開発した。この試薬を様々な触媒と組み合わせることにより,医薬品等に有用である光学活性フルオロメチル化合物を高収率で不斉合成する方法を紹介する。
従来技術・競合技術との比較
従来,光学活性フルオロメチル化合物類の合成は,光学活性な補助基をあらかじめ出発原料に組み込んだうえで行っていため,複雑で工程数の長いプロセスを必要とした。しかし本技術では,独自に開発したオリジナル試薬FBSMを,汎用キラル触媒と組み合わせることにより,光学活性な補助基を使用することもなく,直接的手法によって簡便に合成出来る。
技術の特徴
・フルオロメチル基を触媒的に不斉導入出来る
・フルオロメチルアミン,フルオロメチルアルコールなどの合成が可能
・高い不斉収率の実現
想定される用途
・医薬品
・液晶材料
・農薬

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3
ライフサイエンス
膜タンパク質の基板上への固定化とパターン化
14:45〜15:15
大学院工学研究科 物質工学専攻
講師   出羽 毅久
http://www.sangakuplaza.jp/page/139727
技術概要
固相担体に対して配向制御して固定化可能な機能性人工タンパク質複合体とその固定化技術を開発する。本技術では、例えば、植物や光合成細菌の光合成における光の利用反応システムを人工的に構築することが可能になり、さらに各種デバイスに利用することができる。
従来技術・競合技術との比較
従来は2種類以上のペプチド鎖が一定の形態を採っているタンパク質複合体を配向制御して固相担体に固定することは困難であった。本技術によりタンパク質複合体が固相担体に対して配向性を有して固定化され、タンパク質複合体の機能評価および各種デバイスへの応用が可能となる。
技術の特徴
・二種類以上のポリペプチド鎖(あるいは膜タンパク質)を配向制御して固体担体に固定化
・ポリペプチド・膜タンパク質の形態および機能を維持したまま、固定化できる
・多成分系膜タンパク質の固定化に応用可能
想定される用途
・膜タンパク質アレイによるバイオセンサー・プロテインチップ
・光エネルギー変換デバイス
・分子素子
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4
環境技術
遠心力混合粉末法による光触媒傾斜機能材料の製造技術
15:25〜15:55
大学院工学研究科 機能工学専攻
教授   渡辺 義見

技術概要
本技術は,光触媒作用を有するTiO2粒子がアルミニウム材料表面に傾斜分布した光触媒Al-TiO2傾斜機能材料を製造するための技術である.本技術は,遠心力鋳造法を応用しているため,耐摩耗性に優れたAl-TiO2傾斜機能材料の製造を期待できる.
従来技術・競合技術との比較
従来の光触媒材料は,TiO2粒子を母材にコーティングして製造されていた.そのため,従来技術の問題点はTiO2層の剥離である.本技術は,TiO2粒子を母材表面で強固に固定化できるため,少量のTiO2粒子で耐久性に優れた光触媒材料の製造が可能である.
技術の特徴
・光触媒材料としての耐摩耗性に優れたAl-TiO2光触媒材料の製造が可能である.
・少量TiO2粒子で耐久性に優れたAl-TiO2光触媒材料を製造できる.
・小さな製品から比較的大型の製品まで製造することが可能である.
・既存の遠心力鋳造装置にて製造が可能である.
想定される用途
・医療・福祉用材料(主に抗菌手すり)
・高層ビル用建築材料(電灯などのカバー材料として)
・外部公共施設(公園など)の建築材料

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5
環境技術
二酸化炭素を回収して還元する触媒材料
15:55〜16:25
大学院工学研究科 物質工学専攻
助教   舩橋 靖博
http://www.ach.nitech.ac.jp/~inorg/masuda/Japanese/
技術概要
炭酸ガスを固定化するのに立体的に有利な三つの遷移金属イオンを有する新規かご型多核遷移金属錯体の合成に成功した。電気化学や触媒の分野において、画期的な炭酸ガス固定・還元触媒の合成を目標とする。
従来技術・競合技術との比較
二酸化炭素の分離回収技術、ならびに原料物質への変換は、前者が固体細孔材料を用いた物理吸着によってなされ、後者が化学反応によってなされている。本技術はこれらを分子レベルで融合する。
技術の特徴
・大気中の炭酸ガスを濃縮することなく効率良く捕捉する。
・触媒分子となる金属錯体に二酸化炭素の分離回収能力を備えさせている。
想定される用途
・燃料電池の電極上での酸化還元反応触媒
・メタノール製造

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6
環境技術
ナノ複合粒子による大気浄化セラミックス触媒材料
16:25〜16:55
セラミックス基盤工学研究センター
教授   小澤 正邦
http://www.crl.nitech.ac.jp/env/index-j.html
技術概要
貴金属を使わず、特殊構造のセラミックス微粒子および多孔材の複合化によって高機能化した、室内や工場空気の有機化合物無害化や燃焼排気ガスの無害化に利用できるセラミックス触媒材料。高温焼成可能で、高温条件での劣化がない。
従来技術・競合技術との比較
従来は貴金属添加触媒で、高コスト。セラミックス一体化がなされていないため、応用範囲が限られる。
技術の特徴
・すべてセラミックスで構成される触媒で、VOCや排ガス浄化能が高い
・高温安定性(>1000℃)
・低コストで、セラミックスハニカムとの整合性がよい
想定される用途
・工場排ガス浄化触媒
・VOC除去装置の触媒部材
・ディーゼルエンジン等の排ガス処理材

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情報交換会(会費1000円)
17:10〜18:30

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連携・ライセンスについて
名古屋工業大学 産学官連携センター
tel : 052-735-5627   fax : 052-735-5621   mail office@tic.nitech.ac.jp