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食品応用
酵素活性を有する乾燥粉末を用いたギャバと還元糖の同時生産
13:40〜14:10
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米糠から調製した乾燥粉末を用い,γ−アミノ酪酸(ギャバ)と還元糖を同時に生成する方法の開発を行った。この手法によれば,粉末を複数の基質を含む水溶液,食品等に添加することでギャバと還元糖の生成が可能になり,ギャバ生成による苦み感を和らげる効果が期待できる。

米糠そのものあるいは乳酸菌等の代謝を利用してギャバを生産する手法とは異なり,ほぼ均一な系において酵素反応を行うことができる。また,本手法で得られる粉末中には複数の酵素が存在していることから,ギャバと還元糖の生産を同時に行うことができる。

・米糠から水溶性の有用物質を浸出し,酵素反応に関する機能をコンパクト化した点。
・複数の基質を含む溶液に粉末を添加することで,ギャバと還元糖を含む溶液を製造できる点。
・米糠の酵素活性は温度,湿度等に大きく影響を受けるが,本手法で得られる粉末の酵素活性は常温でも長期間安定である点。

・機能性食品の開発
・食味の改良を目的とした食品添加物
・アミノ酸を原料とする医薬品等の製造
・サンプルの提供可能
当日配布資料(1.87MB) |
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光デバイス応用
液晶レンズを用いた光ピンセットによる位置制御
14:10〜14:40
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多分割円形パターン電極と外部制御電極を有する液晶レンズにおける屈折率分布を楕円形状や円形状に制御することで、光捕捉した光学的もしくは幾何学的異方性を有する微粒子を極角方向すなわち微粒子を立ち上げるための回転トルクを発生させ、微粒子の位置を制御することができる。

光の放射圧を利用した微粒子の位置制御(レーザマニピュレーション)技術は,レーザ光源と集光レンズとの間の光軸上に、移動可能な付加レンズ系やマイクロミラー等を配置し、機械的アクチュエータ等による制御が行われている。電界制御駆動による液晶レンズを用いることで機械的制御系を必要としない。

・光学的・幾何学的異方性を有する微粒子の面内方向への回転制御可能
・光学的・幾何学的異方性を有する微粒子の中心部からずれた位置で、極角方向への回転制御可能
・光学的・幾何学的異方性を有する微粒子を斜め又は垂直状に光捕捉し、3次元位置制御可能

・微細構造粒子の移動
・マイクロフロー制御
・バイオ分野での微細胞の移動
当日配布資料(1.77MB)
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医工
感温磁性体による磁束変化を利用した非侵襲生体深部の温度計測技術
14:40〜15:10
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測定対象に埋め込んだ感温磁性体の透磁率がキュリー点付近で急激に低下することを利用して,外部から加えた交流磁場の磁束ベクトルの変化を計測することで感温磁性体周辺が目標温度に到達したか否かを探知する非侵襲の深部温度計測技術。

非接触の温度計測法であるサーマルカメラは測定対象の表面温度しか測ることができない。本技術は,測定対象(磁性体以外)を透過する磁場を利用するため,深部温度が目標値に到達したか否かを非侵襲・ワイヤレス計測できる。

・注射器で注入可能な感温磁性体粉をプローブとして利用できる。
・周囲の環境磁場の影響を受けにくく磁気シールドが不要。
・複数のキュリー点を有する感温磁性体分を組み合わせることで複数の目標温度を計測可能。

・悪性腫瘍治療のための温熱療法における温度のモニタリング
・外気に触れさせられない製品・材料の加熱中の温度コントロールのためのセンシングシステム
当日配布資料(832KB)
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資源・環境・リサイクル
超音波特殊反応場を利用した懸濁液中微粒子の沈殿方法
15:20〜15:50
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超音波を水溶液中に照射することにより得られるラジカルを利用して酸性化剤を生成し、それをpHコントロールに用いることで、採石場における懸濁液形成微粒子の沈殿を得る方法を開発した。

採石場において切削粉末が混合した水溶液は懸濁しており、無機凝集剤を用いて処理している。その沈殿物は粉石と凝集剤の混合物であり、産業廃棄物として処分されている。本技術は薬剤を用いずに沈殿を得ることが可能であるため、粉石を資源として利用が可能である。

・薬剤レス
・容易な沈殿操作
・溶液形成粒子の資源化

・採石場における懸濁液の資源化および処理
・溶液内粒子の分離
・化学プラントにおける処理工程
当日配布資料(5.33MB)
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ナノ計測
磁気力顕微鏡を用いた高分解能2次元磁場計測法の開発
15:50〜16:20
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工学資源学部 附属環境資源学研究センター
教授
齊藤 準
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磁気力顕微鏡の探針走査時の探針過渡振動により発生する振動数変化を測定することで、1)探針走査方向の面内磁場の勾配の高分解能計測法を開発し、2)垂直磁場勾配を計測する従来の位相検出法との併用より2次元磁場計測を実現した。

従来の磁気力顕微鏡技術と比較して、1)空間分解能を大幅に向上させた面内磁場勾配計測法を開発し、2)この計測法を従来の垂直磁場勾配計測法と併用することで、これまで不可能であった2次元ベクトル磁場計測を実現した。

・1回の探針走査で探針走査方向に沿った面内磁場勾配および垂直磁場勾配を同時に計測できる。
・開発した面内磁場勾配計測法は真空中のみならず大気中においても高い空間分解能(10〜20nm)を有する。
・計測原理は帯電探針を用いた2次元電場計測に応用できる。

・高密度磁気ストレージデバイスの微細磁区観察
・ナノスケール磁性体の微細磁区観察
当日配布資料(7.8MB)
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環境
環状金属錯体による新規環境保全型ガス吸蔵体
16:20〜16:50
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二酸化炭素やNOx等よる地球温暖化、環境問題が深刻な社会問題となっている。本提案は二酸化炭素水素(燃料電池)およびメタンハイドレート等の貯蔵に利用されうる新規な環状金属錯体の合成法の技術である。

水素吸蔵体では、水素吸蔵合金、カーボンナノチューブ、有機ハイドライドが報告されているが、実用には至っていない。本技術は環状で且つ金属を空孔に取り込む機能をゆうすることから、従来技術と競合するものではない。競合技術としては、平面構造を有するモーチフとの金属錯体であり、新規性がある。

・環状化合物を用い金属を介した分子の集合体(超分子)合成
・金属種を変換することで吸蔵するガス種に対応できる
・合成がワンポット反応である。

・水素吸蔵体
・二酸化炭素吸蔵体
・環境負荷型ガス吸蔵体
・サンプルの提供可能
当日配布資料(6.7MB)
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