関西大学 新技術説明会
 
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環境負荷低減技術
半導体製造工程から廃棄される混酸廃液からのフッ酸の分離再生技術
13:40〜14:10
環境都市工学部 エネルギー・環境工学科  
教授   山本 秀樹
http://www.cheng.kansai-u.ac.jp/Process/Index.html
技術概要
半導体製造工程から排出されるフッ酸を一成分とする種々の混酸廃液から、フッ酸を分離・再生する技術開発である。気液平衡関係に及ぼす塩効果を酸の蒸留に利用すると、フッ酸―硝酸系混酸廃液のような共沸混合物からフッ酸および硝酸を高純度で相互分離できる。本研究は、再生利用されていないフッ酸系混酸廃液から、フッ酸を直接再生、リサイクルする.
従来技術・競合技術との比較
一般に、フッ酸、硝酸、酢酸およびその混合溶液は共沸混合物であり、通常の蒸留は困難であり、ほとんどが中和処理、晶析処理されている。
技術の特徴
・混酸廃液からのフッ酸の蒸留分離
・酸混合溶液からの酸の分離
・添加する塩が再利用できる。
想定される用途
・半導体製造工程からのフッ酸の再生
・混酸からのフッ酸の分離

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2
環境負荷低減技術
コンクリート用海砂の代替としての下水汚泥焼却灰利用技術
14:10〜14:40
環境都市工学部 都市システム工学科  
准教授   鶴田 浩章
http://zairyo.civil.kansai-u.ac.jp
技術概要
我々の日常生活から排出される下水の処理過程で大量に発生する下水汚泥焼却灰は、大部分が埋立処理されているが、それを枯渇対策が必要とされているコンクリート用細骨材の一部として利用する技術である。
従来技術・競合技術との比較
従来は、焼却灰に含まれる塩分の影響で鉄筋コンクリート部材や製品への利用は難しかったが、塩分の影響を抑えることができ、枯渇が懸念されるコンクリート用細骨材の一部を代替する材料としての利用が実現しそうである。
技術の特徴
・産業副産物の有効利用により循環型社会の構築に貢献できる。
・コンクリート用海砂細骨材の不足を補う材料としての可能性が見込める。
・細骨材の微粒分不足を補い、コンクリートの材料分離や強度低下を抑制することができる。
想定される用途
・コンクリート製品
・現場打ちコンクリート
関連情報
・サンプルの提供可能

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3
電子技術
給電系と交信系を分けた微弱電波RFIDタグ
14:40〜15:10
システム理工学部 電気電子情報工学科  
教授   飯田 幸雄
http://www.microwave.densi.kansai-u.ac.jp
技術概要
給電は特定の周波数で行い、タグには電力消費の少ない超再生トランスポンダを用いる。微弱電波で交信することによって、多くの周波数資源が利用できる。多くの周波数に分けられるので膨大な用途に対応できる。
従来技術・競合技術との比較
現在のタグは、使用できる周波数帯があまりにも少なく、多くの移動体を把握するには無理がある。また、例えば、距離1〜2m間の交信でも比較的強い電磁波を用いる必要がある。これらが改善できる。
技術の特徴
・電力消費の少ない超再生トランスポンダを用いる。
・給電は特定の周波数で行う。
・微弱電波で交信することによって、多くの周波数資源が利用でき、膨大な用途に対応できる。
想定される用途
・RFIDタグに利用できる。
・電池を持たないあらゆる物体との交信に応用できる。

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医用工学技術
温度に応答して体内でヒドロゲルを形成する生分解性ポリマー
15:20〜15:50
化学生命工学部 化学・物質工学科       
准教授   大矢 裕一
http://www.achem.kansai-u.ac.jp/kinosei/index.html
技術概要
その溶液が室温ではゾル(液体)状態で,体内に打ち込むと即座に力学的強度の高いゲルを形成し,無毒な成分に加水分解する生分解性インジェクタブルポリマーを合成した。得られるゲル内部には細胞や薬物が封入可能であり,DDSや再生医療に応用できる。
従来技術・競合技術との比較
これまでの生分解性インジェクタブルポリマーは,ゲル形成時の力学的強度や短時間でのゲル形成に問題があったが,本研究のインジェクタブルポリマーは,即座に力学的強度の高いゲルを形成することが可能である。
技術の特徴
・体温に応答して即座に力学的強度の高いゲルを形成する
・生体内で無毒な成分に加水分解される
・細胞親和性を有しており内部で細胞増殖が可能
想定される用途
・薬物を内包し徐々に放出する低侵襲なインジェクタブルドラッグデリバリーシステム
・細胞や細胞増殖因子を内包しインジェクタブルな組織再生用足場
・噴霧することで膜状になる癒着防止材

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5
医用工学技術
刺激応答性ポリリン酸エステルの合成と機能
15:50〜16:20
化学生命工学部 化学・物質工学科      
准教授    岩崎 泰彦
http://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~t070053/
技術概要
核酸の構造を単純化したポリリン酸エステルに特定の官能基を導入することにより、このポリマーが水溶液中で下限臨界溶解温度(LCST)をもつことを見出した。このポリマーは生分解性と生体適合性を示し、医薬、工学分野における新たな刺激応答性材料としてその幅広い応用が期待される。
従来技術・競合技術との比較
従来の感温性ポリマーの多くは非分解性であり、一部の分解性を示すポリマーは合成が煩雑であった。一方、本発明で合成したポリマーは生分解性を有し、また、比較的簡便な方法で多様な分子設計が可能であることを特徴としている。
技術の特徴
・生分解性と温度応答性を兼ね備えた新規ポリマー
・ポリマーの分子構造により容易に温度応答性を制御できる
想定される用途
・医療素材
・難燃性高機能繊維
・エネルギー素材
関連情報
・サンプルの提供可能

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医用工学技術
温度感受性DDSキャリヤーの開発
16:20〜16:50
化学生命工学部 化学・物質工学科 
准教授    古池 哲也

技術概要
環状化合物シクロデキストリンを原料とした両親媒性化合物の効率的な合成法の開発と、これらの二次元的、三次元的な集積化を行うことにより、有効な膜形成能を検討した。
従来技術・競合技術との比較
従来までの糖含有リポソームは糖脂質を25mol%以上含有した場合、著しい膜安定性の低下が観察された。今回提案する両親媒性シクロデキストリン化合物は、これまでにない高い安定な膜形成能を有し、置換基の変換により幅広い応用性を有する。
技術の特徴
・氣密性の高い単分子膜の調製が可能
・安定な糖含有リポソームの調製が可能
・温度に依存して内包物の除放性コントロールが可能
想定される用途
・分子ミセル
・DDSキャリヤー
・分子デバイス

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医用工学技術
血管内の血流を測る局所血流速測定システム
16:50〜17:20
システム理工学部 機械工学科  
専任講師   田地川 勉
http://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~ohbak/
技術概要
新しく開発した光ファイバー先端の加工法とそれにより先端を凸レンズ面状に加工した光ファイバーを用いることにより、これまで測定が困難であった、血液などの不透明流体の局所流速を高精度で測定することを可能にした。
従来技術・競合技術との比較
光を透過しないような液体に対しては,一般的には超音波やX線などの放射線による計測が多く,光計測を行う技術自体珍しい.しかし,超音波計測に比べて光り計測はポイントで精度良く計測することができるという優位点を持っている.また,光ファイバー自体が非常に小さなモノであり,ヒトに対して利用する様な場合であれば,すでに臨床で多用されているカテーテルに組み込むことで,計測および体内への刺入が非常に容易になると考えられる.
技術の特徴
・光ファイバーを含む光学素子の小型化と簡便化
・血液などの不透明な液体の局所流速を高精度に計測
想定される用途
・医療用モニタリング/診断機器
・各種光センサー
関連情報
・相談後サンプルの提供も可能

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情報交換会(会費:1,000円)
17:30〜18:30

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連携・ライセンスについて
関西大学 社会連携推進本部 産学官連携・知財センター事務室
tel : 06-6368-1245   fax : 06-6368-1247   mail syakairenkei@jm.kansai-u.ac.jp