南九州発 新技術説明会
 
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ライフサイエンス
新規に同定された尿中へのタンパク質排泄過程に着目した新規急性腎不全診断法
2008年1月31日(木)  13:30〜14:00
宮崎大学 農学部 獣医学科
准教授   池田 正浩
http://www.agr.miyazaki-u.ac.jp/~vet/vet_HP1.htm
技術概要
新規に同定された尿中へのタンパク質排泄過程に着目し、急性腎不全において、非常に早期から、その過程を介して尿中排泄量が減少するタンパク質を世界に先駆けて発見し、その診断的価値を見出した。
従来技術・競合技術との比較
発症率、致死率ともに高く大きな問題となっている急性腎不全の早期尿中診断マーカーは実用化されていない。したがって本発明は、新技術であり、従来技術とは直接比較することはできない。
技術の特徴
・早期診断が可能
・急性腎不全特異的
・腎不全まで進行していなくても、腎の機能状態も調べられる。
想定される用途
・医療用の診断用途
・大衆療法用の診断用途

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2
ライフサイエンス
キニノ−ゲンは非アルコール性脂肪肝疾患の診断マーカーである
2008年1月31日(木)  14:00〜14:30
鹿児島大学 大学院医歯学総合研究科 消化器疾患・生活習慣病学
講師   宇都 浩文
http://www.kufm.kagoshima-u.ac.jp/~intmed2/
技術概要
非アルコール性脂肪肝疾患(non-alcoholic fatty liver disease;NAFLD)の一部は、肝硬変や肝細胞癌へ進展する予後不良な疾患であるが、現在の診断技術は簡便性と客観性を欠いたものである。本発明は、プロテオミクス技術を用いて、NAFLD患者血清と健常者血清を比較し、NAFLD患者血清で増加するタンパク質として、キニノーゲンを同定した。
従来技術・競合技術との比較
キニノーゲンは血圧調節に関与する蛋白質の一種であると認識されているが、非アルコール性脂肪肝疾患との関連性は報告されていない。
技術の特徴
・NAFLDにおける発症機序や病態進展機序の解明に役立つ。
・診断マーカーとして医療展開可能性を有している。
想定される用途
・診断マーカー

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ライフサイエンス
新規肥満・糖尿病発症マウス「Daruma」について
2008年1月31日(木)  14:30〜15:00
宮崎大学 農学部 獣医学科
教授   村上 昇
http://www.agr.miyazaki-u.ac.jp/~vet/vet_phy/index.htm
技術概要
自然発症肥満マウスを発見し、これを継代的に確立した。このマウスは過食と運動低下に伴う著しい内臓脂肪蓄積型の肥満を発症し、その形態からダルマと命名された。高脂血症、高血圧、糖尿病などを併発し、メタボリックシンドロームの好個なモデルとなる。
従来技術・競合技術との比較
従来の肥満マウスとは異なる遺伝的要因での肥満であり、レプチンとその受容体は正常にも関わらず、レプチン抵抗性を獲得している。人の過食と運動不足、あるいはリバウンドによる肥満に極めて類似している。
技術の特徴
・レプチン抵抗性を獲得している
・通常の行動量は変化しないが、走行運動のみが著しく低下する
・給餌量を制限すると肥満は発症せず、給餌制限を解除するとすぐに肥満になり、リバウンド効果が高い
想定される用途
・メタボリックシンドロームの研究モデル
・健康食品の開発
・肥満防止薬の開発、過食防止薬の開発、糖尿病治療薬の開発
関連情報
・外国出願特許あり

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機械
画像計測による液晶パネルを用いた高精細歪み検査装置
2008年1月31日(木)  15:20〜15:50
宮崎大学 工学部 機械システム工学科
准教授   川末 紀功仁
http://www.miyazaki-u.ac.jp/~kawasue/
技術概要
車のフロントガラスなどに生じる透視歪みの検査は現在検査員による目視検査に頼っている。本技術は液晶ディスプレイにドットパターンを表示し,これをガラス越しにCCDカメラで撮影することで,歪みの状態を定量的に検査するものである.
従来技術・競合技術との比較
透視歪みを自動的に検査する方法としては,LEDなどの基準点をCCDカメラで撮影し,そのずれを計測する方法がある.この方法では,LEDの数を多くとることができないため,高精細な検査が実現できない.本技術は液晶上に表示した数千〜数万の基準点を活用し,歪みを検査するものである.
技術の特徴
・液晶パネルの素子を利用するために,高精細な歪み検査が可能である.
・コンピュータで計測が自動化され,1秒以内での計測が可能である.
・広角レンズや内視鏡などのレンズ歪みの補正にも利用できる.
想定される用途
・自動車のフロントガラスの透視歪み検査
・自動車用等,曲面ミラーの歪み検査
・液晶パネルの良品検査

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5
機械
水中活動を助けるためのスクリュー付き泳具の開発
2008年1月31日(木)  15:50〜16:20
鹿屋体育大学 体育学部
教授   田口 信教

技術概要
身体の中で最も大きなパワーを発揮する脚力を運動用のエネルギーとして蓄積し、運動エネルギーとして安定的に取り出し、スクリューの回転により身体の推進力を得ることのできるスクリュー付き泳具
従来技術・競合技術との比較
従来から使用されている足ヒレ(フィン)は、足の上下に動作することで泳ぐことを助け、生身で泳ぐよりも速く泳ぐ事を可能にした泳具ですが、脚の持つ1割程度しか推進力に活用されていない。これに対し、今回発明した水中駆動型脚動式泳具は、脚の持つ最も大きな力を推進力に転換して活用できる泳具です。
技術の特徴
・足ひれ(フィン)より推進力が発揮できる泳具
想定される用途
・水中で物を運ぶ等の水中作業
・人命救助
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6
ナノテク・材料
鋳型法による白金ナノホールの合成と燃料電池触媒への応用
2008年1月31日(木)  16:20〜16:50
宮崎大学 工学部 物質環境化学科
教授   木島 剛

技術概要
Tween80系界面活性剤液晶を鋳型とする白金塩の還元で、幅〜1.8nmの擬六角形ナノホールを有する単結晶質の白金ナノシートを合成した。この新素材は、高い酸素還元活性をもち、燃料電池カソード電極としても高い出力特性が確認されている。
従来技術・競合技術との比較
ステリル基を疎水部とするTween60系液晶を用いた同様反応で、白金ナノチューブ、白金ナノグルーブがこれまで得られている。本発明では、ステリル基をオレイル基に置換することで白金ナノホールを実現した。
技術の特徴
・幅〜1.8nmで擬六角形の形をしたナノホールを有する白金ナノシート。単結晶である。
・その特殊な形状、特にナノホールに起因する特異な触媒能を発現する可能性がある。
・オレイル基を疎水部とするエステル型界面活性剤Tween80の水和液晶を鋳型として白金ナノホールが得られる。
想定される用途
・燃料電池の電極触媒
・自動車排ガス浄化、石油化学、合成ガス製造、医薬・油脂製造における触媒

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情報通信
赤外線カメラを用いた手形状認識によるセキュリティキー入力装置
2008年1月31日(木)  16:50〜17:20
鹿児島大学 工学部 情報工学科
准教授   佐藤 公則
http://www.ics.kagoshima-u.ac.jp/~fics/
技術概要
十分な照明がない環境でも有効に稼動することを考慮し、赤外線カメラにより、手の状態(手が開いている、どの指が出ているなど)をリアルタイムで解析し、たとえば、パー、グー、チョキ、グーと手の状態を変化させることで、セキュリティキーとする技術である。
従来技術・競合技術との比較
最近では、生体認証技術の開発・導入が進んでいる。然し、それらの導入には多額のコストを要する他、指紋や静脈等の認証は不特定多数の人が機器に接触するため、女性等潔癖症の人には嫌悪感を与えるという問題がある。
技術の特徴
・セキュリティキーが、第三者に盗撮など、盗まれないこと。
・手の状態(手が開いている、どの指が出ているなど)をセキュリティキーとして用いることで、その組み合わせは、無数にあること。
・非接触であること。
・マンションなどの入室キー入力において、真っ暗な環境(十分な照明が無い場所)でも、キー入力可能なこと。
想定される用途
・マンションなどの入室キー入力
・銀行のATMの暗証番号入力の代用システムとして

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環境
蟹や海老の殻を有効活用した貴金属イオンの選択的分離材の開発とその工業的応用
2008年2月1日(金)  10:30〜11:00
宮崎大学 工学部 物質環境化学科
教授   馬場 由成
http://www.chem.miyazaki-u.ac.jp/~okaoru/babalab.html
技術概要
海老や蟹の殻の含まれるキチン・キトサンを活用して、新たな分離機能を有する貴金属イオン高選択的吸着材の開発を行い、しかも工業的に応用するために高速分離するために吸着材の新たな形態制御法の開発を行った。 
従来技術・競合技術との比較
競合技術としては、キレート樹脂があるが、高価であること、原料であるモノマーが環境汚染物質であること、疎水性が高いために吸着速度が遅いことがデメリットとしてあげられるが、本法ではそれらを解決することができた。 
技術の特徴
・貴金属イオンに対する高い選択性および高速分離ができること
・高い耐久性を有しており、繰り返し使用できること
・極低濃度の貴金属イオンの回収ができること
想定される用途
・携帯・電子部品廃棄物からの貴金属イオンの回収
・廃触媒からの貴金属イオンの回収
・めっき廃液からの貴金属イオンの選択的回収

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ライフサイエンス
介護予防及びリハビリ向け歩行型自動運動装置の開発
2008年2月1日(金)  11:00〜11:30
鹿屋体育大学 体育学部
教授   図子 浩二

技術概要
重力を利用しながら、モータ駆動により他動的に下肢に負荷をかけることによって、実際の歩行に類似した動きと負荷を作り出す装置である。使用者は装置に乗って足を置いているだけで、受動的に左右の下肢筋を交互に効果的に伸張させたり、短縮させられる。乗っているだけで、歩くために必要となる下肢の筋群を、努力感なく、専門的な観点から自動的に向上させることのできる歩行型自動運動装置である。
従来技術・競合技術との比較
従来の筋力を維持増進させる機器は、機器使用者自らが下肢の筋力を発揮させて、負荷重量物を動かすことによって運動が遂行されていた。このために、努力感があり、一般人には馴染まない運動であった。また、使用される筋の収縮形態も歩行時の機構とは異なるものであった。実際の重力環境下に生きる人間の歩行運動中には、下肢の筋力は重量に抗するように受動的に発揮させられている。歩行型自動運動装置は従来までの機器が達成できなかったこの歩行に類似した機構の負荷を安全にかけることを可能にした機器である。
技術の特徴
・モータ駆動によって下肢を置く部位が、左右交互に上下運動を繰り返し、受動的に負荷が得られる装置
・歩行の動きづくりと歩行中の機構と類似した下肢の筋力発揮が他動的に推進できる装置
・高齢者や障害者でも、腰に負担をかけず、安全に座ったまま自動的に運動ができる装置
想定される用途
・高齢者の健康増進や介護予防のために利用できる装置
・リハビリテーションを行うために利用できる装置
・一般の人々が軽い気持ちで行う運動のために利用できる装置
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10
ライフサイエンス
新規骨粗鬆症モデル動物の開発と応用
2008年2月1日(金)  11:30〜12:00
宮崎大学 医学部 医学科
教授   今泉 和則

技術概要
小胞体ストレスセンサーであるOASIS遺伝子を欠損させたマウスを作成した。このマウスは骨芽細胞の機能障害を伴う骨形成不全を示し骨粗鬆症に類似した表現型を示すことから、新規の骨粗鬆症モデル動物として有用である。
従来技術・競合技術との比較
従来の骨粗鬆症治療のターゲットは破骨細胞であったが、本マウスを薬効評価系に使用することで骨芽細胞をターゲットとした骨粗鬆症治療薬が開発できる。
技術の特徴
・OASIS欠損マウスはヒト骨粗鬆症の新規モデル動物である。
・骨組織の病変は骨芽細胞の機能不全による。
・小胞体ストレスが骨形成に関連する。
想定される用途
・骨粗鬆症発症機序に関する分子機構に関する研究
・新規骨粗鬆症治療薬の開発
関連情報
・外国出願特許あり

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11
ライフサイエンス
ウイルス癌細胞に対して特異的アポトーシス誘導効果を持つヒト抗体
2008年2月1日(金)  13:20〜13:50
鹿児島大学 工学部 生体工学科
准教授   伊東 祐二
http://www.be.kagoshima-u.ac.jp/~sugimura-lab/
技術概要
ヒト抗体ファージライブラリを用いて、HTLV-1感染癌細胞に特異的に結合するヒト抗体を単離した。この抗体は、単鎖Fvという小分子抗体の2量体構造で、ガン細胞に極めて強力な細胞死を誘導した。
従来技術・競合技術との比較
ヒト抗体医薬による癌治療がでは、多くの場合、癌に対する完全ヒト抗体を用い、他の免疫細胞のサポートによる抗体依存性や補体依存性細胞傷害活性などにより細胞死を誘導するが、本技術の場合、低分子抗体によって、単独でガン細胞を死滅させることができる。
技術の特徴
・単鎖Fvという小分子抗体の2量体構造分子、単独で、ガン細胞に細胞死を誘導することができる。
・HLTV-1感染細胞をはじめ、B細胞リンフォーマなどのガン細胞にも結合するので、血液系の癌に広く応用が可能である。
・2量体構造の抗体を効率的に大腸菌で安価に製造することができる。
想定される用途
・抗体医薬として、血球系の癌、特に成人T細胞白血病の治療に応用が可能である。
・この抗体を用いて、フローサイトメーターなどによる血球癌の診断に応用できる。
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ライフサイエンス
タンパク質分解酵素ククミシンの栓溶活性の利用
2008年2月1日(金)  13:50〜14:20
鹿児島大学 理学部 生命化学科
准教授   有馬 一成
http://www.sci.kagoshima-u.ac.jp/chembio/index.html
技術概要
ウリ科植物果実に含まれる酵素であるククミシンは強力なタンパク質分解酵素である。ククミシンは水溶性のタンパク質のみならず,血栓のような不溶性のタンパク質も分解できる。この酵素特性を利用した製品の開発を行う。
従来技術・競合技術との比較
メロン等のウリ科果実は古来より食されている食品であり,大きな毒性はなく利用しやすい。通常タンパク質は熱で変性するが,ククミシンは極めて熱に安定で,水溶液中で70℃,粉末で100℃を超えても失活しない。また,一般的なタンパク質分解酵素は天然に阻害剤が存在するが,ククミシンに対する顕著な阻害剤はない。
技術の特徴
・経口による毒性がない(まれにアレルギーを起こす人がいるが,通常の食品レベルである)。
・血栓に対する強い分解活性を持つ(不溶化したタンパク質の溶解に適する)。
・耐熱性が高く,常に安定した活性を有する。
想定される用途
・凝固したタンパク質の分解(血栓分解としての医薬品や医薬部外品としての可能性)
・部材の表面をククミシンでコーティングすることで,タンパク質凝固の阻止(手術用素材など)
・熱が加わる部分でタンパク質分解を行いたい場合に最適(食品加工など)
関連情報
・サンプルの提供可能

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ナノテク・材料
低電圧駆動が可能なサンドイッチ構造RF-MEMSスイッチ
2008年2月1日(金)  14:20〜14:50
鹿児島大学 大学院理工学研究科 電気電子工学専攻
教授   山下 善市
http://www.eee.kagoshima-u.ac.jp/~yama-lab/
技術概要
平面状に複数の駆動電極を設置し、小型化した板バネで隣接する電極間を連結した中部可動電極層を、段差を設けた上部固定電極層と底部固定電極層によりサンドイッチ構造とするRF-MEMSスイッチ。中部可動電極層と上部または底部固定電極層との間に電圧を印加することにより発生する静電引力によってスイッチングする駆動方式に特徴。
従来技術・競合技術との比較
RF-MEMSスイッチの寸法が長さ340μmx幅210μmにおいて、駆動電圧1.2V、応答時間58μsecで動作可能なことを確認。また、これらの結果から従来のRF-MEMSスイッチに比べて、駆動電圧を約1/4に、寸法を1/10に、並びに、スイッチング速度を2.9倍にできる見込み。
技術の特徴
・複数の連結した可動電極と段差を設けた固定電極のサンドイッチ構造
・静電引力が電極面積に比例し、電極間隔の自乗に反比例する特性を活用した駆動方式
想定される用途
・無線端末用アンテナや送受信部切替え、フィルタ切替え等
・周波数帯切替え可変フィルタ、VCO等

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14
ナノテク・材料
エタノール選択性を持った屈折率センサー
2008年2月1日(金)  15:00〜15:30
鹿児島大学 工学部 応用化学工学科
助教   満塩 勝
http://ace.cen.kagoshima-u.ac.jp/bunseki/
技術概要
金、銀、銅、アルミニウムを蒸着したガラス棒や光ファイバーコアにおける表面プラズモン共鳴(SPR)現象を利用するセンサーにおいて、選択膜を用いるエタノール選択性を持った新規屈折率センサーについて報告する。
従来技術・競合技術との比較
SPRセンサーは屈折率に応答するため、物質の選択的測定が難しい。本課題において開発したセンサーはテフロンを利用した選択膜層により、醸造酒に含まれるエタノールの屈折率及び濃度の直接測定等が可能である。
技術の特徴
・安価な使い捨てセンサー素子で屈折率の連続的かつ遠隔測定が可能
・共存物を含むエタノール水溶液中のエタノールの選択的な屈折率及び濃度測定が可能
・選択膜層を変えることにより対象の物質を変更可能
想定される用途
・醸造酒に含まれるエタノール濃度の直接測定
・バイオエタノール生産における発酵工程の管理
・選択膜層に抗原抗体反応や酵素反応を利用したバイオセンサー

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ナノテク・材料
レーザー生成プラズマ極端紫外(EUV)光源におけるデブリ除去方法
2008年2月1日(金)  15:30〜16:00
宮崎大学 工学部 電気電子工学科
教授   窪寺 昌一
http://www.opt.miyazaki-u.ac.jp
技術概要
極端紫外(EUV)リソグラフィー用ターゲットとして用いられるスズ系物質から発生するデブリ酸化物の還元を反応ガス等を用いない高エネルギー光子のみによるスーパードライプロセスで実現した.
従来技術・競合技術との比較
安定性の高い酸化物の還元を反応ガスを用いずに実現したことは基板等への損傷も低く抑制でき,また還元反応自体が自己停止機能を持つことからEUVデブリ除去のみならずナノ加工全般において威力を発揮する.
技術の特徴
・高エネルギー光子(真空紫外光)による酸化物質の還元
・特にデブリとしての酸化スズ薄膜からの酸素の還元
想定される用途
・EUVリソグラフィーにおける酸化膜除去
・他の精密工学における酸化膜除去

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16
ナノテク・材料
ヤング率像と減衰像および三次元特定物質像を提供する光音響共鳴顕微鏡
2008年2月1日(金)  16:00〜16:30
鹿児島大学 理学部 物理科学科
教授   立野 洋人

技術概要
測定対象の試料表面に断続する励起光を照射し、試料表面に起こる熱膨張振動を試料下面に貼り付けられた共鳴型振動検出器の出力を位相検波し、試料の局所的振動減衰像とヤング率像および量子吸収波長励起光で三次元特定物質像を画像出力化する光音響顕微鏡装置。
従来技術・競合技術との比較
従来の光音響顕微鏡でヤング率像は測定できず、本提案は試料と共鳴型振動検出器を接続することにより、光音響信号を直接検出するもので試料の局所的振動減衰像と音速像および量子吸収波長励起光で三次元特定物質像を画像出力化する。
技術の特徴
・試料の三次元ヤング率像および減衰像
・試料の三次元特定物質分布像
想定される用途
・生体組織観察用(医学生検試料分析、癌化細胞検出)
・IC産業等のウェハー接合部検査等
関連情報
・外国出願特許あり
・サンプルの提供可能

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連携・ライセンスについて
宮崎大学 知的財産部門
tel : 0985-58-7592   fax : 0985-58-7793   mail chizai@of.miyazaki-u.ac.jp
鹿児島大学 知的財産部門
tel : 099-285-3881   fax : 099-285-3886   mail tizai@kuas.kagoshima-u.ac.jp
鹿屋体育大学 学術図書情報課 産学連携・知的財産係
tel : 0994-46-4820   fax : 0994-46-4517   mail chizai@nifs-k.ac.jp