東海3大学 新技術説明会 2008年6月19日(木)
会場:科学技術振興機構 JSTホール(東京・市ヶ谷)
 
191

触媒
高活性酸化剤の開発と酸化触媒への応用
11:00〜11:30
名古屋工業大学 大学院工学研究科 未来材料創成工学専攻
 教授 増田 秀樹
http://www.ach.nitech.ac.jp/~inorg/masuda/Japanese/index.html
新技術の概要
アルカンの水酸化およびアルケンの水酸化あるいはエポキシ化を行う酸化触媒について紹介する。トルエン、シクロヘキサンの水酸化やベンゼンの一段階反応でのフェノールへの水酸化に、収率はまだ低いが、触媒的水酸化反応に成功している。
従来技術・競合技術との比較
ベンゼンのフェノールへの水酸化は、これまでは3段階反応であるクメン法が未だに工業的に使われている。この方法は収率も悪い。これに対して、本触媒はクメン法の場合の酸素利用ではなく、過酸化水素利用ではあるが、一段階で簡単に反応が進行する。
技術の特徴
・簡単な銅触媒として利用可能
・ベンゼンのフェノールへの一段階反応
・脱色作用がある
想定される用途
・重要な工業製品の原料フェノールの合成
・化学薬品の原料
・洗剤、パルプの脱色
関連情報
・サンプル提供可能
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:酸化触媒およびその利用

pdf当日配布資料(4.4MB)
お問い合わせはこちら

閉じる
 
192

材料
有機/無機ハイブリッド発光体の合成と応用
11:30〜12:00
三重大学 大学院工学研究科 分子素材工学専攻
 准教授 久保 雅敬
http://material.chem.mie-u.ac.jp/~itoh/index.html
新技術の概要
高分子系有機EL分子であるπ共役高分子の光学的性質を損なうことなく、シリカガラス中に混和したハイブリッドを合成する技術である。得られるハイブリッドは、バルク成型、薄膜成型(コーティング)、球状微粒子成型が可能で、多彩な発光材料へ展開可能である。
従来技術・競合技術との比較
高分子単独のキャストフイルムに比較し、シリカとハイブリッド化することによって、成型性、耐候性、機械的強度が向上するばかりでなく、孤立分散効果によって分子間消光が抑制されるので、発光効率も向上する。
技術の特徴
・高耐久性発光材料
・有機/無機ハイブリッド蛍光体
・多彩な成型可能性
想定される用途
・有機EL用発光材料
・可視化コーティング剤
・装飾品
関連情報
・サンプル提供可能
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:有機ELハイブリッド材料及びその製造方法

・発明の名称:有機ELハイブリッド材料及びその製造方法

・発明の名称:有機無機ハイブリッド蛍光体と白色発光体およびカプセル型内視鏡並びに有機無機蛍光体の製造方法

pdf当日配布資料(1.7MB)
お問い合わせはこちら

閉じる
 
193

生体・医療
生体安全性に優れた流体利用触覚センシング
13:20〜13:50
名古屋工業大学 大学院工学研究科
 特任助教 田中 由浩
http://drei.mech.nitech.ac.jp/~fujimoto/index.html
新技術の概要
本発明の触覚センサは、生体組織の硬さおよびぬめり等の表面性状を計測することができる。流体を利用した触覚センシング技術であり、電気を必要とせず、生体安全性に優れ、内視鏡等の低侵襲治療にも応用できる。
従来技術・競合技術との比較
ヒトの触覚に代わる医療現場で使用可能な触覚センサの開発が望まれるが、生体安全性を満たす必要があり、今尚研究段階にある。また近年では、硬さを計測する医療用触覚センサが提案されつつあるが、ぬめり等の表面性状を計測できない。
技術の特徴
・優れた生体安全性
・硬さおよびぬめり等の表面性状の計測
・センサ部は使い捨て可能
想定される用途
・医療現場における腫瘍等の診断ツール(内視鏡にも応用可能)
・食品等柔軟物の品質検査や評価
・粘液層を有する物体の表面性状計測
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:流体を用いた触覚センシング方法および流体を用いた触覚センサ

pdf当日配布資料(1.8MB)
お問い合わせはこちら

閉じる
 
194

環境
燃料電池水素オフガスの低コスト無触媒酸化処理装置
13:50〜14:20
岐阜大学 大学院工学研究科 環境エネルギーシステム専攻
 准教授 神原 信志
http://apchem.gifu-u.ac.jp/~energy/
新技術の概要
燃料電池では、発電過程でカソード側からアノード側に移動する窒素・酸素・水分を含む高濃度水素を定期的にパージする必要があり、その水素オフガスを安全に処理することが要求される。本発明では、大気圧非平衡プラズマを用いて、80℃という低温で水素を無触媒で酸化する技術を開発した。本装置は安全、小型であり、燃料電池車に搭載可能である。
従来技術・競合技術との比較
従来技術として、空気希釈法と触媒燃焼法がある。空気希釈法は、水素を空気希釈した後大気に排出する方法であるが、半密閉空間では爆発危険性が危惧されている。触媒燃焼法は安全な処理法ではあるが、プラチナ触媒を使用した高温燃焼のためコスト面に難がある。本技術は、従来法に比較し、触媒で安全に低コストで処理可能な装置である。
技術の特徴
・負荷応答性に優れる。
・低消費エネルギー(エネルギー効率高)
・安全、低コスト、小型の装置
想定される用途
・燃料電池車用水素オフガス処理装置
・固定設置型燃料電池用水素オフガス処理装置
・高効率水素燃焼装置(熱供給装置)
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:水素オフガス処理装置及びそれを用いた燃料電池システム並びに水素オフガスの処理法

pdf当日配布資料(705KB)
お問い合わせはこちら

閉じる
 
195

情報
周辺環境音警報装置「サウンド・ウォッチャー」
14:20〜14:50
名古屋工業大学 大学院工学研究科 創成シミュレーション工学専攻
 教授 岩田 彰
http://www-ailab.elcom.nitech.ac.jp/
新技術の概要
パルスニューラルネットワークをハードウェアとして実現し、生活環境音の音源方向と音源種類識別をリアルタイムで行う装置。先天的あるいは後天的に聴覚機能を失った聴覚障害の方々の生活支援となる装置の実用化を計画中。
従来技術・競合技術との比較
本技術は屋外で利用できること、音の種類と音源の方向を特定できることで、同じ機能をもつ装置が市場になく、機能的に優位。
技術の特徴
・2つのマイクから収集した音信号からリアルタイムに音源の定位と種別判定を行う。
・FPGAのロジック回路として脳神経回路網モデルをインプリメントし、小型軽量(本体 9cmx12cmx2cm)である。
・聞き分けたい音の検出を簡単に学習(オーダーメイド)できる。
・携帯端末への無線通信機能、バイブレータ通知機能、LEDによる結果表示機能
想定される用途
・先天的あるいは後天的に聴覚機能を失った聴覚障害の方々の生活支援となる装置
・音監視カメラ
・ロボットの耳(周辺音の検出)
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:時間差検出器

・発明の名称:音学習装置

・発明の名称:音源定位・同定装置

pdf当日配布資料(3.1MB)
お問い合わせはこちら

閉じる
 
196

材料
微小針先端へのカーボンナノチューブ直接成長技術
15:00〜15:30
三重大学 大学院工学研究科 電気電子工学専攻
 准教授 佐藤 英樹
http://www.elec.mie-u.ac.jp
新技術の概要
電界放射型陰極や走査プローブ顕微鏡用探針等への応用が期待されているカーボンナノチューブを、サブミクロンサイズの曲率先端半径を持つ先鋭な微小針の先端部に、限定的に成長させる方法を提案する。
従来技術・競合技術との比較
本技術は、微小針先端へのカーボンナノチューブ成長を、電解エッチング法とCVD法を組み合わせた方法で行うものであり、従来の手作業による経験的な方法や特殊な電子顕微鏡を用いた方法などと比較して容易に行うことが可能である。
技術の特徴
・安価な装置で実施が可能。
・基板に直接成長を行う方法であるため、カーボンナノチューブと基板の結合が強固である。
・量産化に適している。
想定される用途
・電界放射陰極
・走査型プローブ顕微鏡用探針
関連情報
・試作可能(要相談)
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:カーボンナノチューブ成長用基板の製造方法

pdf当日配布資料(1.3MB)
お問い合わせはこちら

閉じる
 
197

材料
単一溶媒を用いたタンパク質系繊維の完全溶解と新規利用法
15:30〜16:00
岐阜大学 応用生物科学部 食品生命科学課程
 教授 棚橋 光彦
http://www1.gifu-u.ac.jp/~dxv3688/
新技術の概要
たんぱく質系繊維の新しい完全溶解方法を開発した。また羊毛のケラチンの場合、完全溶解した溶液を水で希釈することにより、水に可溶のソフトケラチンと不溶のハードケラチンに分離でき、ソフトケラチンはキトサンとの複合によりフィルムを調整し、皮膚創傷剤などメディカル分野への利用を可能にした。
従来技術・競合技術との比較
従来の溶解技術としては過酢酸や過蟻酸を用いた低分子化を伴う酸化法や尿素+水+メルカプトエタン(還元剤)+SDSの複合溶剤を用いたS-S結合の還元的切断の後に、界面活性剤を添加し高温長時間の加熱により一部のたんぱく質を可溶化しており、量産化が困難で、コスト高である。
技術の特徴
・単一溶媒系で短時間処理によってたんぱく質繊維を低分子化することなく完全に可溶化できる。
・完全溶解した液を水で希釈することにより、可溶性のソフトケラチンと不溶性のハードケラチンに分別が可能である。
・キトサンなどと複合化し、フィルム化や再繊維化が可能である。
想定される用途
・人工皮膚、他の天然高分子とのハイブリッド化素材としてメディカル分野に利用
・皮膚用医薬品や肌・毛髪用の化粧品原料へ化粧品や医薬品分野で利用
・セルロース系繊維との複合により吸湿発熱剤として繊維加工剤として利用
関連情報
・サンプル提供可能
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:タンパク質の分別方法、タンパク質の溶解方法及び非動物性繊維の分別採取方法

pdf当日配布資料(2.8MB)
お問い合わせはこちら

閉じる
 
198

電子材料
ホウ素錯体を組み込んだn型半導体の製造方法
16:00〜16:30
名古屋工業大学 大学院工学研究科 物質工学専攻
 助教 小野 克彦
http://www.ach.nitech.ac.jp/~physchem/saito/saito.htm
新技術の概要
ホウ素錯体を有機パイ電子系に組み込むことにより、n型半導体特性を示す物質の開発に成功した。これはホウ素錯体が電子受容部として作用した結果である。錯体合成法は簡便であり、多様な分子構造への適用も可能なため、n型半導体の開発に有用な手段となる。
従来技術・競合技術との比較
n型有機半導体材料としてペンタセンやオリゴチオフェンのパーフルオロ誘導体が知られている。しかし、高度な合成技術が必要であり、合成経路も長い。本法はホウ素錯体を電子受容部位に用いることにより、多様なn型有機半導体を簡便に製造できる利点をもつ。
技術の特徴
・ホウ素錯体の電子受容部位としての応用
・n型有機半導体の簡便合成
・多様な分子構造への適用が可能
想定される用途
・電子ペーパー
・情報タグ
・スマートカード
関連情報
・サンプル提供可能
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:ホウ素錯体を含有する有機半導体

pdf当日配布資料(3.5MB)
お問い合わせはこちら

閉じる
 
199

材料
カーボンナノチューブ被覆金属ナノワイヤーの高効率製造法
16:30〜17:00
三重大学 大学院工学研究科 分子素材工学専攻
 助教 小塩 明
http://www.crc.mie-u.ac.jp/seeds/html/337/index.html
http://material.chem.mie-u.ac.jp/~koshio/
新技術の概要
アーク放電法により金属-炭素混合電極を蒸発させるという1ステップの反応で、ハイブリッド素材であるカーボンナノチューブ被覆金属ナノワイヤーを、高純度かつ90%以上という極めて高い充填率で生成が可能である。
従来技術・競合技術との比較
従来法では多段階の処理や大掛かりな装置の利用、基板上に限定された生成などの問題点があった上、高効率で金属ナノワイヤーをカーボンナノチューブ内に導入することは困難であり、材料として使えるほどの大量合成は実現されていなかった。
技術の特徴
・カーボンナノチューブと金属ナノワイヤーのハイブッリド素材
・高純度・高充填率
・1ステップでの大量合成が可能
想定される用途
・導電性塗料や電子デバイス・ケーブル等の配線素材
・二次電池やキャパシタ材料
・金属溶出のない生体材料としての応用
関連情報
・サンプル提供可能
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:金属内包カーボンナノチューブの製造方法及びそれにより製造された金属内包カーボンナノチューブ

pdf当日配布資料(28MB)
お問い合わせはこちら

閉じる
 
-

情報交換会(会費:2,000円)
17:10〜18:10
説明者を始め、東海3大学の産学連携に携わるコーディネータ、スタッフの面々が多数参加いたします。この機会に岐阜大学、名古屋工業大学、三重大学との交流を深めていただきたいと思いますのでお気軽にご参加ください。
お問い合わせはこちら
閉じる





東海3大学 新技術説明会 2008年6月20日(金)
会場:科学技術振興機構 JSTホール(東京・市ヶ谷)
 
201

バイオ
微生物の付着に働く粘着性細菌ナノファイバー
11:00〜11:30
名古屋工業大学 大学院工学研究科 物質工学専攻
 准教授 堀 克敏
http://www.ach.nitech.ac.jp/~chemeng/kakou/hori/toppage/index.html
新技術の概要
微生物が固体表面に付着したり凝集したりする際に働く粘着性ナノファイバーを発見した。その主成分はタンパク質であり、その遺伝子の一部をクローニングし、ナノファーバーの一次構造に関する知見を得た。粘着性ナノファイバーによる新しい微生物付着機構も提唱した。
従来技術・競合技術との比較
微生物の付着にかかわる粘着性物質としては、細胞外多糖類が注目されていた。しかし微生物の初期付着にはむしろ蛋白質性のナノファイバーが重要であることが明らかとなった。これを利用すると、このナノファイバーを利用した界面制御・接合技術など、新しい技術分野が開ける。
技術の特徴
・新規の粘着性細菌ナノファイバー
・ナノファイバーによるバクテリアの新規付着機構
想定される用途
・微生物の固定化
・凝集性微生物
・バイオフィルムの制御
関連情報
・外国出願特許あり
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:微生物に対して非特異的付着性及び/又は凝集性を付与又は増強する方法及び遺伝子

pdf当日配布資料(1.9MB)
お問い合わせはこちら

閉じる
 
202

医療
ヒトパラインフルエンザ2型ウイルスを用いたアレルギー性疾患の新規治療法
11:30〜12:00
三重大学 大学院医学系研究科 連携大学院免疫制御(医薬基盤研究所霊長類医科学研究センター)
 教授(センター長) 保富 康宏
http://www.nibio.go.jp/index.shtml
新技術の概要
ヒトパラインフルエンザ2型ウイルス(hPIV2)はヒト呼吸器粘膜に感染を示すが、病原性を持たない。本技術はhPIV2を用いて、呼吸器粘膜に特異的にタンパクを発現するベクターの開発である。
従来技術・競合技術との比較
粘膜に対するベクターは現在のところ実用化されたものは無い。粘膜での投与タンパクに対し免疫反応を誘導するための粘膜アジュバントも現在のところ実用化されていない。
技術の特徴
・安全である。
・作製が容易。
・応用範囲が広い。
想定される用途
・呼吸器粘膜に対する遺伝子治療
・全身への広い範囲でのアレルギー性疾患、自己免疫性疾患の治療
・新型インフルエンザウイルス等の粘膜感染ウイルスに対するワクチン
関連情報
・サンプル提供可能
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:パラインフルエンザ2型ウイルスを用いた医薬組成物

pdf当日配布資料(1.7MB)
お問い合わせはこちら

閉じる
 
203

医薬品
神経因性疼痛抑制剤
13:20〜13:50
岐阜大学 大学院医学系研究科 再生医科学専攻
 准教授 古田 享史
新技術の概要
神経系の機能障害などにより起こる神経因性疼痛を抑制する新規化合物の製造法。帯状疱疹後のアロディニアなどの難治性慢性疼痛に対する治療薬シーズを提供する。
従来技術・競合技術との比較
神経因性疼痛の症状であるアロディニアには非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)やモルヒネなどの従来の鎮痛剤が効かず有効な治療法がない。本技術で提供する化合物は新しいメカニズムによりアロディニアを抑制することができる。
技術の特徴
・難治性の疾患である神経因性疼痛を抑制する化合物。
・安価な原料から10工程以内で合成可能。
想定される用途
・神経因性疼痛治療薬
・神経因性疼痛診断薬
関連情報
・外国出願特許あり
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:神経因性疼痛を抑制するピロリジン類縁体及びその製造方法

pdf当日配布資料(657KB)
お問い合わせはこちら

閉じる
 
204

バイオ
グルコサミン(キトサン)を主鎖とするオリゴ核酸誘導体
13:50〜14:20
岐阜大学 工学部 生命工学科
 教授 北出 幸夫
http://biomol.gifu-u.ac.jp/~molbiochem1/
新技術の概要
天然型のオリゴ核酸は、リボースまたはデオキシリボースがリン酸ジエステル結合を介して重合した鎖に塩基が結合した構造を有している。本発明では、甲殻類に多く含まれ健康食品などに応用されているグルコサミンをオリゴ核酸の主鎖に用いたオリゴ核酸を開発した。
従来技術・競合技術との比較
従来技術においてRNA干渉に用いられるsiRNA分子は、RNAaseによって切断されたり、細胞への導入効率が芳しくない等の問題点があった。本技術に於いて、それらを克服するべくオリゴ核酸のコアとなる糖鎖をアミノ糖に置き換えた類縁体を開発した。
技術の特徴
・コア糖鎖にアミノ糖(グルコサミン)を有している
・それぞれがグリコシド結合しているため、ヌクレアーゼ耐性がある
・アミノ基による膜電化の中和
・天然糖を用いることによる低毒性
想定される用途
・siRNA分子、アンチセンス鎖への応用
・薬物送達物質への応用
・ヌクレオシドレベルでの抗ウイルス、ガン、ヘルペス剤への応用
・モレキュラービーコンなどの検出試薬への応用
関連情報
・条件付きで提供可能
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:ピラノース環を有するヌクレオシド類似体、核酸類似体及び核酸

pdf当日配布資料(543KB)
お問い合わせはこちら

閉じる
 
205

ライフサイエンス機器
デジタルカメラを用いた植物体の色素含有量の簡易定量方法
14:20〜14:50
三重大学 大学院生物資源学研究科 資源循環学専攻
 教授 橋本 篤
http://bife.bio.mie-u.ac.jp/index_jp.html
新技術の概要
植物体表面全体の色値を評価するのに適した装置と色の座標系を利用し、植物体の表面全体の色を正確に評価することによって植物体の色彩値と色素含有量を定量する方法を開発した。
従来技術・競合技術との比較
本発明により、農産物のカロテン等の色素含有量を有機溶剤などの化学薬品が不要となり、抽出、濃縮操作なども必要なくなるため、HPLC等の分析機器を使用することなく容易かつ迅速に推定することができる。
技術の特徴
・分析機器や化学薬品・化学分析技術を必要としない。
・ニンジン等のカロテン等含有量が瞬時に推定できる。
想定される用途
・育種における品種選抜や個体選抜
・カロテン含有量等による農産物の選別の簡易化
・農産物栽培流通および加工過程における品質評価とトレーサビリティ
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:画像解析を利用した植物体の色素含有量の定量方法

pdf当日配布資料(3.9MB)
お問い合わせはこちら

閉じる
 
206

ライフサイエンス機器
細胞内3次元微細構造観察のための細胞把持・回転観察機構
15:00〜15:30
名古屋工業大学 大学院工学研究科 機能工学専攻
 教授 松本 健郎
http://bio.mech.nitech.ac.jp/top.html
新技術の概要
顕微鏡下で細胞などの微小物体を光軸と直交する軸回りに回転させ、色々な方向から観察する装置。顕微鏡ステージにセットして細胞を観察しながら自由に回転させ、リアルタイムで内部の微細構造を細かく観察することができる。
従来技術・競合技術との比較
共焦点顕微鏡像を積み重ねて3次元像を再構成する従来法では、光軸方向の分解能が他方向に比べ低い上に、像を得るのに時間を要した。多方向から自由に観察できる本法ではこの問題がなく、高精細の3次元構造をリアルタイム観察できる。
技術の特徴
・細胞を把持したピペットを、回転軸中心からずれることなくリアルタイムで回転させることができる
・ピペット先端を回転軸の中心に合せることが容易である
・ピペット傾斜機構を有しており、スライドグラス上の細胞を容易にピペットで把持することができる
想定される用途
・細胞や微小組織内部の3次元微細構造の観察
・細胞や微小組織にねじり変形を加える装置
・人工授精の際に卵を回転させ、精子の刺入位置を自由に選ぶ装置
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:細胞把持・回転観察装置

pdf当日配布資料(589KB)
お問い合わせはこちら

閉じる
 
207

医療
頸動脈超音波エコー画像を用いた初期の動脈硬化度推定
15:30〜16:00
岐阜大学 工学部 応用情報学科
 准教授 横田 康成
http://www.ykt.info.gifu-u.ac.jp
新技術の概要
超音波エコー装置で計測された頸動脈のBモード画像を用いて、血管壁、および周辺組織の心拍に伴う動きをトレースする。その結果から、頸動脈周辺組織の影響を除いた血管壁そのものの硬さを推定し、動脈硬化度として提示する技術。
従来技術・競合技術との比較
血管壁の心拍に伴う動きをトレースし、その結果から、血管壁の硬さを推定する技術はある。しかし、この方法では、血管壁そのものが硬くて動きが悪いのか、周辺組織が硬いために血管壁の動きが悪いのかを区別することができない。つまり、周辺組織と血管壁を合わせた硬さを推定したことになっており、血管壁そのものの硬さを評価しなければならない動脈硬化度の指標としては問題がある。
技術の特徴
・血管壁そのものの硬さを推定できる。
想定される用途
・初期の動脈硬化の診断
関連情報
・外国出願特許あり
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:画像処理装置,画像処理プログラム,記憶媒体及び超音波診断装置

pdf当日配布資料(2.7MB)
お問い合わせはこちら

閉じる
 
208

環境
6価クロム除去のための海底汚泥と木屑の有効利用−環境浄化剤の製造−
16:00〜16:30
三重大学 大学院工学研究科 分子素材工学専攻
 准教授 金子 聡
http://www.c-goudou.org/jsac-chubu/lab/DU01201.html
新技術の概要
本発明は、六価クロムで汚染された被浄化物を、SOx等の有害ガスを発生させることなく、しかも低コストで浄化することができると共に、環境への影響が殆ど懸念されることのない、新規な環境浄化剤と、それを有利に製造する方法、並びに、かかる環境浄化剤を用いて、六価クロムを除去する方法を提供する。
従来技術・競合技術との比較
従来技術と比較して、本発明では、産業廃棄物の木屑や浚渫底泥を有効利用するだけでなく、陸水等の浄化に直接適応することができ、さらに六価クロムを含有する廃棄物の設置場所の周辺等、将来的に六価クロムによる汚染が惹起され得る可能性がある、河川水や地下水の汚染防止のための手段としても有効である。
技術の特徴
・海底汚泥廃棄物の有価物への変換
・木屑(おがくず)廃棄物の有価物への変換
・六価クロム処理剤
想定される用途
・水質浄化
・六価クロム汚染防止
・大規模環境浄化
関連情報
・相談に応じて、サンプルの提供可能
J-STORE掲載特許情報
・発明の名称:環境浄化剤及びその製造方法、並びに六価クロムの除去方法 (J-STORE登録済)

・発明の名称:微生物担持水質浄化用焼結体及びその製造方法並びにそれを用いた水域の水質浄化方法

・発明の名称:水質浄化剤及びその製造方法

・発明の名称:アレルゲンの除去方法

pdf当日配布資料(5.6MB)
お問い合わせはこちら

閉じる
 
 



展示
東海3大学(岐阜大学、名古屋工業大学、三重大学)における産学連携・技術移転の仕組みや成果物、当日説明以外の技術シーズなどを紹介します。科学技術振興機構(JST)では、大学の技術シーズが一括して検索できる e-seeds.jp <技術シーズ統合検索システム>やJ-STORE、JDreamUといったデータベースのデモを行い産学連携のきっかけ-シーズとの出会い-を支援します。また、シーズを活用した産学連携による研究開発を支援するJSTの最適な公募事業を紹介しますので、ぜひお立ち寄りください。






<連携・ライセンスについて>

岐阜大学 産官学融合本部
TEL:058-293-2025
mail yugo@gifu-u.ac.jp
 
名古屋工業大学 産学官連携センター
TEL:052-735-5627
mail office@tic.nitech.ac.jp
 
三重大学 知的財産統括室
TEL:059-231-5495
mail chizai-mip@crc.mie-u.ac.jp